第94回日本呼吸器学会・日本結核 非結核性抗酸菌症学会九州支部春季学術講演会の会長を拝命致しました。2025年3月8日 (土)に宮崎市民プラザにて開催する予定です。宮崎市での開催は、宮崎泰可会長による2023年10月の第91回秋季大会以来1年半ぶりとなります。このような機会を与えていただき、誠に光栄に存じます。
コロナ禍以降、学術講演会開催が難しい時期もありましたが、社会がパンデミックを克服し、対面にて学術や臨床の議論ができるようになって参りました。本学術講演会は現地開催にて実施いたしますので、是非宮崎までお越しいただき、対面での議論により知識のアップデート、臨床や研究の討論を楽しんでいただければ幸いです。
会長招請講演は京都大学教授の黒田知宏先生に「AI・DXと医療」をテーマにご講演をお願い致しました。AIとDXは今後、多岐にわたって医療に関連してくると思われる一方、私たち呼吸器内科医はこの方面にやや疎いと感じます。AIとDXにより医学・医療がどのように革新されていくのか、会員の先生方と一緒に学ばせていただきたいと思います。また、特別講演には長崎大学教授の迎 寛先生に「若手医師・医学研究者へ向けたメッセージ」をお願い致しました。迎先生は長崎、宮崎、海外留学、北九州を拠点に、とても多彩な臨床と研究の経験をされています。長いキャリアの中でどのようなことを大事に過ごされてきたのか、若い先生方には必ず学びがあると思います。
本学術講演会のポスターは春の宮崎をイメージしたもので、日南海岸、天ヶ城公園、都井岬、鵜戸神宮など代表的な観光スポットを使いました。学術講演会の記憶とともにまた宮崎を訪れてみたいと感じていただければ幸いです。
最後に大変お忙しい中、ご講演、座長をお引き受けいただきました先生方、ご支援を賜りました企業の皆様、学会事務局ならびに宮崎大学呼吸器内科講座の皆様、そしてご参加いただける先生方に心から感謝申し上げます。多くの皆様の演題登録とご参加を心よりお待ちしております。